次世代へちつケアのバトンを渡す

ちつケアの大切さを知ったわたしたち世代ができること

「ちつケアって最近よく耳にするけど、具体的にどんなことをするの?」

「特にトラブルはないけど、膣ってケアが必要なの?」

「ちつケア」という言葉を聞く機会が増えたと同時に、ケアについての疑問も耳にするようになりました。

ちつケア関連の記事をよく目にするようになったり、百貨店でコーナーが設けられていたり、イベントが行われていたり。

わたしたちにとって、最近少しずつ、ちつケアが身近になってきています。

とはいえ、膣を持つ女性でありながら、これまで膣についてそれほど意識を向けてこなかった、なんて方も多いはず。

わたしたちは今、「ちつケア」の大切さに少しずつ気づき始めています。

ケアの大切さを知り始めたわたしたち世代だからこそ、できることがあります。

それは、ちつケアについて知り、実際にケアを行い、そして次の世代へバトンを渡すこと。

この記事では、ソワンの開発者であり、レッスン参加人数延べ15,000人以上のヨガスタジオ「ポスパム」主宰の尾石晴が率いる「soin(ソワン)開発部」が、ちつケアの大切さと実際の手順、次世代へバトンを渡すためにできることについてお伝えします。

 

ちつケアの大切さを知ることが最初の一歩

ちつケアとは、その名の通り、膣周りのケアのこと。

デリケートゾーンケア、フェムケア、フェミニンケアとも呼ばれています。

ちつケアをはじめて知った方も、気になっていたけれどケアが始められていなかった方も、ちつケアの大切さを知ることが最初の一歩です。

膣周りって、そもそもどの部分?

膣周りとは、女性器周辺のショーツで隠れる部分。

デリケートゾーンとも呼ばれます。

月経や妊娠、出産だけではなく、日々の排泄にも関わる大切な器官が集まっています。

女性にとって膣は大切な器官ですが、自分の膣周りを見る・触れる習慣がある方は、どのくらいいらっしゃるでしょうか。

ちつケアは、まず自分の膣周りを意識することから始まります。

膣周りのケアが大切なのはなぜ?

人間にとって、不要になったものを体の外に排出することはとても大切です。

その役割を担っているのが、膣周りです。

膣周りのお悩みとしてよくあるかゆみやムレは、ケアを怠っているために起こることも多くあります。

膣周りの乾燥によっても、トラブルが起こります。

ケア不足だけではなく、加齢によって乾燥することも知っておきましょう。

その他、骨盤底筋群といわれる骨盤の底で骨盤を覆っているハンモック状の筋力の低下は、尿漏れや頻尿のきっかけにもなります。

姿勢を維持したり、子宮や膀胱などの内臓を支え、排泄のコントロールを行ったりしているのが骨盤底筋群。

骨盤底筋群の筋力が低下すると、姿勢の維持が難しくなり、骨盤内の臓器が外に出てしまう「骨盤臓器脱」(子宮脱など)を引き起こしてしまうこともあります。

膣周りは体の中でも大切な部位であり、繊細で不調に敏感です。

だからこそ、毎日のちつケアを習慣化することで、トラブルになる前に変化に気づくことが大切なのです。

 

日本はデリケートゾーンケアの後進国!?

この記事を読んでくださっている方は、ちつケアに関心があるはず。

そんなあなたは、これまで学校や家庭で、デリケートゾーンや膣周りについて学ぶ機会はあったでしょうか。

性について学ぶ機会さえあまり多くなく、ましてやちつケアについて学ぶ機会はほとんどなかった、という方が多いのではないでしょうか。

海外では、初潮を迎える頃に、学校で性行為や妊娠について詳しく学び、家庭でも母から娘へデリケートゾーンのケアについてレクチャーするといいます。

日本では、母親からデリケートゾーンのケアについて聞く機会は、残念ながらあまり多くないはずです。

これが、日本はデリケートゾーンケア後進国といわれるゆえんです。

「自分の体なのに、わからないなんて恥ずかしい」なんて感じる必要はありません。

普段目にすることがない場所というのは、トラブルにならない限り意識が向きにくいものです。だからこそ、ケアの習慣化が必要なのです。

では、ちつケアを日々の習慣に取り入れるための具体的なステップを見ていきましょう。

 

実際にちつケアをしてみよう!  ちつケアの手順

「ちつケアの大切さはわかったけれど、具体的にどんなことをすればいいの?」

そんな方に向けて、ちつケアの手順をお伝えします。

知って終わりではありません。

ちつケアに意識が向いた今だからこそ、毎日の暮らしに取り入れていきましょう。

1:清潔にする

ちつケアをするにあたって、まず大切なのが膣を清潔に保つことです。

その際、注意していただきたいことがあります。

体を洗うせっけんやボディーソープで膣周りをごしごし洗うのは、あまり良くありません。

繊細な膣周りには刺激が強いため、デリケートゾーン専用のソープを使って丁寧に洗いましょう。

「ソワン デリケアソープ」は100%植物由来成分なので、肌に負担をかけず、やさしく洗い上げることができます。

使い方はこちらを参考にしてみてください。

洗い方の図解です。

2:保湿する

次に大切なのは、保湿をすることです。

顔や他の体の部位も、保湿を怠ると乾燥して潤いがなくなってしまいますよね。

本来は粘液で覆われているはずの膣も、加齢やケア不足で乾燥してしまうのです。

乾燥することで膣周りの老化が進み、更年期症状が悪化してしまう可能性もあります。

清潔にしたら保湿をする。顔のケアと一緒です。

「ソワン デリケアソープ」で清潔にしたら、「ソワン スキンケアオイル」で保湿する。

2つセットで習慣に取り入れていきましょう。

使い方はこちらを参考にしてみてください。

保湿の仕方の図解です

3:筋力をつける

清潔にし、保湿をする以外にも意識しておきたい、ちつケアに大切なこと3つ目は、筋力をつけること。

骨盤底筋群の登場です。

骨盤底筋群とは、膣周りをハンモックのように覆っている、いわば縁の下の力持ち。

姿勢を維持したり、尿漏れや頻尿を防いだりするためにも、日常の中で骨盤底筋群を鍛えましょう。

家事をしているときや信号待ちをしているときなど、ちょっとしたタイミングで、肛門や膣、尿道口あたりを締めたり緩めたりしてみます。

腹式呼吸をするだけでも効果があります。

正しい姿勢を意識したり、階段を利用したり、身体を冷やさないようにしたりするだけでも、骨盤底筋群の負担を減らすことができます。

できるところから、骨盤底筋群に意識を向ける習慣を取り入れていきましょう。

自分の膣周りをよく見たことがない方や、触るのが怖い方も、お伝えした3つのことを取り入れながら、ちつケアを始めてみませんか?

次世代にちつケアのバトンをつなぐステップとは

厚生労働省の発表によると、日本の平均寿命は男性81.47歳、女性87.57歳(2021年)。

人生100年時代がリアルに近づいてきているのがわかります。

1971年に75.58歳だった日本人女性の平均寿命は、ここ50年で12年も延びています。

ここで知っておきたいことは、平均寿命の延びとちつケアの関係性です。

平均寿命が延びて、わたしたちが自分の体と付き合う年数が長くなる一方、50歳頃に訪れる閉経のタイミングはほとんど変わっていないといわれています。

長寿になったことで、女性にとって閉経後の人生が長くなっているのです。

閉経とともに、女性ホルモンの分泌が減少します。

すると、膣を守ってくれる分泌物が減り、膣が乾燥して衰えてしまうのです。

閉経後の膣を健康な状態に保つためにも、ちつケアの大切さを知り、意識を向け、ケアの習慣を身につけることが大切です。

寿命がどんどん延びていく世界で、ちつケアの重要性はますます高まっていくでしょう。

そのことを認識し、ちつケアのバトンを手にしたわたしたちは、そのバトンを次世代へつないでいく役割を担ってます。

とはいっても、具体的にどうすれば?が思い浮かばない人が大半ではないでしょうか。

具体的なステップをご紹介します。

1:女性であり、母であるわたしたちが知識を身につける

バトンを次世代に渡していくためにできることは、女性であり、母であるわたしたちがちつケアの大切さを知ることです。

毎月の生理や出産を経験していても、「ちつケアの必要性は感じていなかった」という方も多いでしょう。

何のためのちつケアなのか、ケアをしないとどんな将来が待ち受けているのか。

おびえるのではなく、正しい知識を身につけることが第一歩です。

ソワンの商品に興味を持ってくださったあなたは、すでにちつケアの第一歩を踏み出しています。

ちつケアに関連する本を読んでみるなどして、正しい知識を身につけていきましょう。

2:ちつケアを実践し、習慣化する

知識を身につけたら、そこで終わりではありません。

次は、実践です。

実際に自分の膣周りを鏡で見てみたり、手で触れてみたりすることで、頭に入れた知識だけではわからなかったことが見えてくるはずです。

ソワンの商品は、子どもと一緒に使えるため、お風呂場に置いて、毎日の生活に気軽に取り入れられます。まずは、できるケアから始めてみましょう。

3:ちつケアの大切さを声に出し、次世代につなげていく

知識を入れ、実践してみたら、次は周りにも伝えてみましょう。

性やデリケートゾーンについての話題は、日本ではタブーとされることも多く、話しづらいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

でも、最近では、百貨店やコスメ売り場でフェムケアグッズのコーナーが設けられていたりと、徐々に身近になってきています。

まずは、話しやすい友人の間で話題にしてみる。

そして、入浴時などに子どもにもそっと伝えてみる。

ソワンの商品を使うことで、子どもとデリケートゾーンについて話すきっかけになったというご感想もいただいています。

自分の体を大切にできるのは自分だけ。

ソワンを、次世代にバトンを渡すためのきっかけにしてみてください。

 

ちつケアは特別な人だけではなく、誰にでも必要

ちつケアは、トラブルを抱えた人だけが行うケアではありません。

女性性をさらに磨いていきたい人や、美容や健康に意識の高い人だけが行うケアでもありません。

膣は、女性がみんな一生付き合っていく、体の大切な器官のひとつです。

残念ながら、今日ケアをしたからといって、すぐに結果が出るものでもありません。

だからこそ、ちつケアの習慣化が大切なのです。

年齢を重ねたときに、ちつケアを始めた自分に感謝できるよう、今から始めてみましょう。

自分にどんなちつケア用品が合うかわからない、という方もいらっしゃるでしょう。

洗顔料や化粧品などと同じように、試してみなければ、合う・合わないはわからないものです。

ソワンは、お子さんと一緒に使えるシェアコスメです。

自分用、子ども用と使い分けることなく使えるのは、忙しいママさんにはありがたいですね。

ご自身のライフスタイルに合わせて、ケアを継続してみてください。

 

ソワンの商品を使っているお客様の声

ポスパムがプロデュースするちつケアブランド「ソワン」は、ご自身だけではなく、次世代を担うお子さんにも使っていただけます。

「フェミニン用品っていちいち片づけなきゃいけないのがおっくうだったけど、子どもと一緒に使えるので、お風呂に出しっぱなしにできる」

ソワンを使ってくださっているお客様から、こんな感想も届いています。

プライベートゾーンの話は、親子でもなかなかきっかけがつかめない話題ですよね。

ソワンの商品は、お風呂場に置いて一緒に使いながら、親子で性の話をするきっかけにも使っていただけます。

「ソワンの使い方をもっと知りたい!」という方に向けて、ちつケアブランド「ソワン」を展開しているポスパムが、週1回、インスタグラムのライブ配信を行っています。

いただいた質問にお答えしたり、手軽にできるオイルの使い方もライブの中でご紹介しています。

実際の使い方を知ることで、ちつケアのイメージをしていただけると思いますので、ぜひのぞいてみてくださいね。

ポスパムのインスタグラムはこちら

ご購入は公式オンラインストアで

ちつケアブランド「ソワン」の商品は、「ソワン デリケアソープ」と「ソワン スキンケアオイル」の2種類。

公式オンラインストアでお買い求めいただけます。

ちつケアの習慣化をサポートしたいという想いから、続けやすいお値段でご提供しています。

単品購入はもちろん、単品購入よりお得なセットでのご購入もおすすめです。

単品、セットともに、都度購入よりも10%お得な定期便もご用意しています。セット商品には2ヶ月ごとに各1本届く定期便と、3ヶ月ごとに各2本届く定期便がありますので、使用量に応じてお選びください。

まとめ

「母と子のシェアコスメ」として開発されたソワン。

「soin」は、フランス語で「手当て」という意味です。

子どもに触れるように、忙しい日々を送る子育て世代の女性にも、自分自身をいたわってあげてほしい。

そんな想いでつくられています。

生まれてから一生付き合っていく自分の体。

女性は、膣との付き合いも一生続きます。

「特に今困っていないから」と後回しにせず、ちつケアを毎日の習慣に取り入れ、次世代へちつケアのバトンを渡していきましょう。

ご紹介したのは「ソワン スキンケアオイル&デリケアソープセット」

デリケートゾーンを保湿するスキンケアオイルと、やさしく洗浄するデリケアソープのセット。ちつケアを続けるなら、こちらの定期便がおすすめ。毎日使うことで、自分の体をいたわると同時に自己効力感もアップします。続けやすい価格でちつケアの習慣化をサポートします。

まずは試して実感!!

詳細はこちら

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著者:soin(ソワン)開発部

育児に仕事に、日々忙しいアラフォーのワーキングマザーで構成されたソワンの開発部隊。リーダーの尾石晴は、レッスン参加人数延べ15,000人のヨガスタジオ(オンライン・スタジオ)「ポスパム」主宰、全米ヨガアライアンスRYT500取得、骨盤調整ヨガトレーナー。

ソワンと迎える未来について

  1. なぜちつケアをするのか

    そもそも「ちつケア」っ…

  2. 骨盤底筋群に意識を向ける

    下腹ぽっこりや尿漏れの…

  3. レジリエンスを身につける

    しなやかに生きるために…

  4. 次世代へちつケアのバトンを渡す

    ちつケアの大切さを知っ…